食器棚製作 (4)

食器棚製作(3)の続き

食器棚製作 09 壁面のスリット
ルーターテーブルで溝を掘りました。
合板の周囲を1×4材で囲ったような壁面にしようと考えてます。

左側に見えているのが縦の部材、上面が合板用の溝で手間に見えているのはビスケット用の加工がしてあります。
そして右側が前後になる部分なので、正面から見て溝が見えないように、端までは加工してません。

この辺りで(2)の時に書いた「後々の失敗」に気づきました。
明らかに接着面が狭すぎるんです。
これでは強度が心配。
溝にはめる合板は固定せずに入れたままにするつもりでしたからね。

壁面は上から見ると「E」の形のように角で繋ぐ予定でしたが、このままではどの壁面も横からの力に耐えられないかも。
勢いでやっちゃって大失敗です。

食器棚製作 10 壁面完成予想
仮組みして確認しました。
が、到底耐えられそうにない。。。どうしようどうしよう。。。

食器棚製作 11 壁面の板接ぎ
もう余った材料も時間もないからとりあえず接着。
この先のリカバリー案はあとで考えます。

とりあえず、冷凍庫が届くまでにっていう計画はガラガラと音を立てて崩れていってる気がします。

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食器棚製作 (3)

食器棚製作(2) の続きです。

(1)の時に自動カンナに通した材料は棚部分になるものでした。
そして前回の(2)の丸面ビット加工したものは枠部分。

今回は自動カンナに通した材料を板矧ぎします。
接ぎ方はビスケットジョイント。DW682Kで加工を済ませ、パイプクランプで圧着しました。

食器棚製作 08 棚部分の板接ぎ
立てかけて写真撮ってますが、このままだと捩れる加工性があるので、このあと平面に置いて接着完了。
底にあたる部分と、棚用の2枚を接いで
今日はこれだけ。

もっと進めたいのに色々都合がつきません。
タイムリミットまであと1週間。間に合う気がしなくなってきた。。

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DeWALT DW735Xの使い心地・感想

初めて自動カンナDW735Xを製材に使ってみました。

食器棚製作 02 自動カンナ
画像は食器棚製作中のものです。

前提のお話ですが、僕は他に自動カンナを触ったことも稼働しているのを見たこともありません。
せいぜいYouTubeの動画で見た程度の知識です。

【重量】が42Kgあるだけあって、移動させるのが大変です。
ひとまず作業できる場所に移動させるために
コマ付きの井の字型に組んだ台車に載せて移動させました。

その後に電源ON。
【音】に関しては手押しカンナHL-6Aとの比較ですが、
モーター音による高音ノイズは剛性の有りそうな躯体と重量のお陰で消えていますね。
低音域の音は仕方がないって所。
この自動カンナは低速・高速送りの2速度あって、
送りスピードを調整することで低速179カット・高速96カットを行い、仕上げと荒削りとを使い分けられるようになってます。
実際は高速送りでも十分使えそうな木肌になってます。
送りの速度=ローラーの回転なので、送り速度で音の変化は感じられませんでした。
ちなみに
「SHIFT ONLY WHILE MACHINE IS RUNNING」と書かれているので、
「送材速度切替は電源を入れている時に」してって事です。
どこかで逆の意味に書かれていた方が居ましたが、回転胴に噛み合わせがあるのか、電源OFFの時に動かすときっちりハマらない感じで切り替わりきってくれませんでした。

【材の高さ調整】のハンドルは微調整が出来るって意味では使いやすいんですが、
薄い状態から、材を立てて束ねて幅を揃えるって使い方をする時は回し疲れますね。
高さ表示がインチなのも、やっぱりやり難い。
でもデジタルにしようと思ってましたが、とりあえずミリ表示に変えればいいかな。
頻度が高くなれば別だけど、今考えられる稼働率では現物測定で削ったほうが早そうです。
それよりもデジタル表示に変えられない、MATERIAL REMOVAL GAUGE(削り量目安ゲージ)の方をどうにかしたい。

【スナイプ】(鼻落ち)ですが剛性の高さというよりも
今回は長さが短かったお陰で全く気になりませんでした。
材料の挿入を工夫して、同厚にする複数の材料を、1つ目が向こうに排出されるまでに連続して2つ目3つ目と挿入すれば少なくとも最初と最後以外はスナイプは起こり難い理屈です。
更に捨て材を最初と最後にも入れれば全ての材で起こり難くなるって事ですね。

【切削屑】の量は、それはそれは多かった。
大きさは手押しカンナに比べれば、1/3程度に粉砕されて出てきてました。
そのぶん多くてもゴミ量にすれば軽減されているんですが。
あとHL-6Aはカンナ刃の回転胴で起こる風圧で切削屑を送り出すだけですが、
この自動カンナはブロワも付いているので、すごい勢いで噴き出してきます。
試しに吹き出し口に直接手をかざしたんですが、切削屑が粉砕されて小さいのと勢いが凄いのとで、かなり痛かった。

【総合】的に
これは購入に苦労したけど、十分に満足できる機種です。
お薦めされている理由もよく分かります。
あとはアフターメンテナンスや耐久性の問題だけですね。

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食器棚製作 (1)

うちに冷凍専用庫がやってくることになりました。
今はまだ二人暮らしで、冷蔵庫は三菱冷蔵庫の上から下まで 中央から開く観音開きタイプの5ドア「MR-A41T」ってのを使ってます。
容量は405Lで2人だと不足はないんですが冷凍室は約70Lほどで今も残り容量を考えながら使ってて、子供ができたら絶対足らなくなるよと散々周りから言われてました。
そのうち買い替えか専用庫を追加するつもりだったんですが、
奥さんの実家で不要になったとかで、急遽うちに来ることになりました。やったね^^

で、喜ぶのはいいのですけど
置き場所の問題勃発。
やってくる冷凍庫は幸い右開きで、上蓋タイプじゃないそうです。
効率面では上蓋タイプがいいそうですが。
なので、置き場所は有無を言わせず決まったんです。
そこで、置き場所に今置かれているものを逃がすために棚が必要になりました。

実は1年以上前から言われてたんですけどね、放置してました。
自分の都合の良いタイミングで作ればいいや・・と。

とりあえず、やって来るまでに2週間ありません。
仕事はギュウギュウ。もう絶望的なタイミングですが、やるしか無い。
とにかく簡単に設計図を書いて
材料費を計算すると、1x、2x材を主体にしたのに予算オーバー。
どーしましょヽ(゚∀。)ノ
苦肉の策で上下分割にして、下段を作ることに。
これなら予算面でも製作時間面でもどうにかなる。したい。

設計図通りなら完成サイズは
間口1000mm × 奥行470mm × 高さ930mm

手元の材料と、新たな材料を買ってきて寸法にカット
食器棚製作 01 カット
下段だけなのに やっぱりそこそこの量です。

食器棚製作 02 自動カンナ
ここで一部の材料用に自動カンナの出番がさっそくやって来ました。嬉しい誤算?
手押しのHL-6Aで1面掛けて、自動カンナで平行面を出した後、再び手押しカンナで横面の平面だし、その面を基準に再び自動カンナで平行面。
しっかりカネ(直角)のチェックもしました。

今日はここまで

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工具紹介10 (DeWALT DW735X 13″ Two Speed Planer)

電動工具 紹介シリーズ 10

「工具紹介10 (DeWALT DW735X 13″ Two Speed Planer)」

届いたばかりです。
なので、紹介と言うより開梱画像ですね。

メーカーは大好きなDeWALT!
糸のこ盤のDW788に続いて、黄色で選んだわけじゃなく、これも評判が良かったため。
でも個人輸入のハードルを乗り越える決断には贔屓目が入っちゃってます
でも仕方ないよね!^^

届いたのは「DW735」に
本来オプションのフォールディングテーブルと替刃が1セット付いている「DW735X」です。

スペック紹介~

Amps ; 15.0Amps(アメリカ機械なので当然ほんとは120v)
No Load Speed ; 20,000 (motor)/10,000 (cutterhead)rpm
Cuts per inch ; 96 / 179 CPI
Max Depth of Cut ; 1/8″ (3.175mm)
Depth Capacity ; 6″ (152mm)
Width Capacity ; 13″ (330mm)
Tool Weight ; 92lbs (42Kg)

先達の皆様がいらっしゃるので詳しいことは書かなくても調べたら他にも情報がいろいろ出てきますね。
では開けていきましょう!

DW735X 2.箱
右側に書かれてますが箱詰め状態では105lb(48Kg)です。
まぁ1人で持てない重さじゃないですが、箱が大きいので手が回らなくて持ちにくいです。

DW735X 3.箱の一番上

DW735X 4.ボーナスパーツ
一番上に乗ってたのはボーナスのフォールディングテーブル。
その下にハンドルなどですね。
集じんポートは円形のものだけで掃除機の先っちょみたいなのは入ってなかった。
これは無くなったのかな・・・?使わないから良いけどね。

DW735X 5.本体
パーツをどけると袋がかかった本体が

DW735X 6.本体見えた
ついに本体のお目見え~(オオォォォ!)

緑がかかった色でおかしいですがカメラのせいです><
本当はもっと黄色です

よっこらせと取り出します。
上部のハンドルを持つとずいぶん楽に持てました。
DW735X 7.正面
ハイトゲージは取り敢えずはインチのまま。
デジタルをそのうち付けたいな~

DW735X 8.背面
スッキリした後ろ姿。
初期の頃はケーブル巻がついていて便利だったみたいですが、
現行のモデルには付いてません・・・。コスト削減??
本体に巻きつければ良いので これまた良いんですけどね

DW735X 9.いっぱい上げた
精一杯背伸びすると6インチ(152mm)の高さが通れるってのはデカイですね。
300x150mmな製材とか。。。ないか~^^v

DW735X 10.インフィードテーブル装着

DW735X 11.アウトフィードテーブル装着
イン・アウトフィードテーブル装着!

DW735X 12.初削り
早速 転がってたやつで試し削り!
つやっつやですね v^^v
音もRYOBIの手押しカンナに比べれば静かです。

こいつを使うような製作、早くしなきゃなぁ~
と思うんですが、
どうも10月も前半しか暇がないみたい、、、
ヤバい、、時間がない(^◇^;)

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届いた

なんか来た
DW735X 届いた

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損した・・・

先日、円安の話を書きましたが
その中でも個人輸入の事に少しだけ触れましたよね。

実は、数カ月前の1ドル=102円の頃に注文したものがあったんです。
品数が揃わないや、送料の話などと色々あって何度もメールをやりとりしました。
で、最後に「もういいから、揃ったら出荷して!」って言ってたんです。
ええ、覚えてます。そんなメール送りつけました。。。

そんな面倒な客と思われての腹いせなのか
たまたま本当にタイミングの問題なのか
出荷通知が来ました。
UPSで空輸だそうです。
料金請求はクレジットカードです。
オンラインでカード会社の請求を確認できるのが3日後位?

ようやく確認。
1ドル=109.5273円って・・・?
最近の最高値より高くない???
カード会社の手数料とかも入っての割り算結果??

このタイミングで出荷しなくてもネ
とにかく。。。損したようです。。。(´・д・`)

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DWP611PK用ベースプレート

所有しているDWP611を眺めていて思いつきでベースプレートを作ることにしました。

元々固定ベースには円形のベースプレートが付いているんですが、
プランジベースの方には左右のハンドルの下が円弧で、前後が直線のベースプレートが付いてます。
これはこれで使い勝手の良い時も有るんでしょうが、
四角の内側4辺を走っている時、加工物を見るのに必死でベースの向きを気にする余裕が無い時が有りました。

と言うことで、思いつきで作るベースプレートは
プランジ用の円形ベースプレートと、
後に予定しているルーターテーブルの為の
固定ベース用の長方形型ベースプレートを一緒に作ります。

DWP611って1/4インチビット用なのでトリマーなのかもしれませんが、
コンパクトルーターって販売カテゴリだし、僕の中で言いやすいのもあって
このブログではルーターで統一することにしますね。

材料は
アクリ屋ドットコム さんで随分前に買った、アクリル端材 厚み8mm です。
端材の厚板セットのほうなんですが、見つけたら即買しなきゃ滅多に在庫有りにならない人気?端材です。

アクリルの平面性は信用度がないらしいですが、
それは作ってから知ったので後の祭りです^^;
それでも8mmをチョイスしたので強度だけはそれなりに有ると考えてます。

01 - DW611 FixedBase用アクリル板
調度良い大きさの四角があったので、まずは中心を探して印を入れます。

02 - DW611 FixedBase用アクリル板 センター
ポンチでしっかりセンターを決めた後、1/4インチのフォスナービットで穴あけ

03 - 位置決め用パーツ
どうして1/4インチの穴を開けたかというと、
オフ・コーポレイションで販売されている「ルーターセンタリングキット」を買ってあったからです。
これに付属するセンターシャフトが1/4インチなんです。

ちなみに、オフコの対応表一覧にはDeWALT自体表記が有りませんが、
DWP611のベースプレートを止めてあるネジはM4なので、M4 皿ネジが使えます。

04 - DW611 FixedBaseに装着
固定ベースにイモねじ式マーキングポンチを装着して

05 - 位置決め
先に開けた穴がピッタリ^^
ここでいい気になって何も考えずにマークキングしちゃうと失敗。

完成した時の向きを考えてマークキングしないとダメですよ!
(1回、正面を向いていない位置にマーキングしちゃいました。。。

06 - 位置決めポンチ跡
1回失敗したので間違った方に穴を開けないため、マーキングはこっち!の矢印。

07 - 固定用ネジ穴開ける
マーキング箇所に「なべネジ」用の穴。

09 - 皿ネジで固定
センターシャフトをセットしたままの本体を使って
穴の位置とセンターの位置がずれていないか確認して、

08 - アクリルの透明具合
中心の1/4インチの穴を今回は45mmで空け直し、
保護紙を剥いで、クリアな姿。

10 - FixedBaseにアクリルベース装着
これをしっかり装着して完成~♪

11 - PlungeBaseにも円形Verを作成
こっちはプランジ用の円形ベースプレート
一番最初に円形にしてから中心1/4インチの穴を空けて、あとは同様の手順。
直径は150mmがちょうどいい感じでした。

次回は、この円形ベースが大活躍!のはず!!

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