作業台兼ルーターテーブルソー(4)

前回が「作業台兼テーブルソー(3) 改メ 「作業台兼ルーターテーブルソー」」って事で
今回からタイトルが少し変わってますが続編って事で「4」が付いてます。

最初に前回の最後で文章だけで書いた高さ調整の事。
下の写真でカド部分に見えてますね。
ホーローセット(イモネジ)を使って調整。アクリルにタップ立てても結構綺麗にネジが切れました。
ただ、ネジの下がMDFなので上から押すと凹んでしまって高さ調整が意味を成さなかったので、薄いアクリルを敷きこんでからのホーローセットです。

06 ルーターテーブル 使用 幅決め
で、ルーターテーブルを作成して最初にやったのがフェンス作り。

写真は板の幅決めしてるところ
おおまかに幅を揃えたMDFパネルをビットとフェンスの間を通してます。

通す向きは、写真で言うと奥から手前、フェンスの左から右。
ルーターテーブルとしては余り見かけない通し方?
少なくとも僕は紹介されているのは数回しか見かけてない。
手前と奥のフェンスの出具合を微調整してジョインター使いする方法もありますが、そんな調整も不要で、ストレートフェンスとビットさえあれば直ぐ出来るのが良いところ。
多少の条件はあります。
ビットの刃長までってのが制限になるのと、ビットで材料の側面を削る時のみに有効。
材料の中を通すような使い方には危険です、タブン。
少なくともフェンスから離れていこうとするので、ビット側に寄って行って真っ直ぐにはならないはず。
それと、逆向きに通すと側面だろうが 材料がすっ飛んでいくので超危険!
回転方向考えてみたら分かると思います。

で、この方法で2枚分のMDFパネルを揃えました。

07 ルーターテーブル フェンス製作 Tスロット
今度はフェンスの位置を変え、通す方向も右から左へ。

最初にストレートビットで溝のセンター部分を欠いて、そのあと写真のようにTスロットビットを使用。
これは基本通り、抵抗少なくして削ろうねってやつ。

で、2枚の同じ幅のMDFパネルにTスロットを作ったものが
フェンスに装着するスライドフェンス部分です。

~続く~

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作業台兼テーブルソー(3) 改メ 「作業台兼ルーターテーブルソー」

自作作業台オプションってタイトルで独り言を書いた後ですが、
前回の記事の通りDWP611用のベースプレートを作ってました。

前回完成したのが
四角と円形のベースプレート。
これらを使って作業台兼テーブルソーにルーターテーブル機能を追加します。

01 ルーターテーブル製作 計測
まずは四角ベースプレートに合わせて計算した値で墨線

02 ルーターテーブル製作 外周を決めて
ここで外周の枠をガイドにルーターを走らせて掘り込んでいくんですが、
前回作った円形ベースプレートが活躍。
どちら向いても中心のビットまでの距離が一定なので安心して作業ができます。

03 ルーターテーブル製作 9mmの掘り込み
掘り込みの深さは8mmのアクリルプレートを使用したので、
今回は9mmの掘り込み。

次の作業は
写真にも少し写ってますが、最初の外周の枠は触らずに
その内側に12mmや20mm厚の材料を挟みます。
この厚さ分でベースプレートを受けるのです。

予定では20mmずつだったんですけど、ベースプレートにセットした本体の余白(?)を改めて測ると
20mmだと収まらないってことに。。。
急遽立てて12mm厚にして凌ぎました^^;

04 ルーターテーブル製作 内側を掘り抜く
で、今度は完全に掘り抜き。このまま徐々にビットを出して行って
都合5周くらいで穴を開けました。

05 ルーターテーブル製作 完成
完成した穴に固定ベースを付けた四角のベースプレートをはめ込み完成!

あ・・・写真では付いてませんが、
このあと8mmのアクリルプレートに対して9mmの掘り込みなので約1mm分の高さ調整をしてます!

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作業台兼テーブルソー(2)

休みが休みにならなかったり とかとか、
あんな事やこんな事(?)があったりで、全く姿が見えてこなかった
作業台兼テーブルソーなんですが、ようやく概要が分かる形に追い込めました。

Workbench.Tablesaw (1)

テーブルサイズは 900×600 +外枠(サイズ忘れ・・)
中央より左側に丸のこを裏から仕込んで、ゼロクリアランスのインサートプレートをはめ、
その左右にダブテールマイタースロットバーを設置。

丸のこは角度を変えちゃうと戻すのが面倒なので、たぶん直角使いしかしないとは思うけど
あとから思い立って作りなおす方が面倒かもしれないので、最初から仕様にしてみた。

Workbench.Tablesaw (2)

これが裏からの状態。

蝶番を付けて跳ね上げてメンテナンス等を出来る作りにしてある。
丸のこ自体はボルト留めでなく、L字の金具で天板に向かって抑えてあるだけ。

ただ上記のインサートプレートの「あとから思い立って~」の考え自体が思いつきだったので
計算ミスがあり、インサートプレート用の穴をあけたら丸のこベースの四隅の一角が完全に穴あきになって、裏から抑えると幾らでもボルトが締め付けられ傾いちゃうので加減が必須という事に・・・。

これこそ将来的に直すかも。

Workbench.Tablesaw (3)

 

丸のこの下は集塵用BOXを備え付け、底部から集塵ホースに繋がっている。
室内でも出来るだけ集塵を行える工夫。

ボックスの底部は斜めにしたかったのだけど、構造がいまいちピンとこなかったので
ダイソーのプラパネル?で試作したものを稼働を優先させて試作状態のまま取り付けてある。

ここまでで勘の良い人は気付いてるかもしれないけど、
丸のこの刃高の調整は至極面倒・・・・です。

その辺も考えて完成品集塵BOXはサイドを開けれる構造にしようと思ってる。

Workbench.Tablesaw (4)

 

ここまでが半年も掛かってて、とにかくはやく実際に使いたかったので
仮でクロスカットスレッドを作成してテストカットができるようにした。

 

・・・・仮部分が多すぎ・・・。

クロスカットスレッドの手前部分の塩ビパイプが付いている部分は
調べてて主によく見かけるのはブレードカバーといった目的の為のようだったけど、
テストカットした処、下部の本体側の集塵は十分だったけど、
上部にも切り屑が、それも切り終わりに手前に吹き出す感じのものが多かったので、集塵ポート目的で付けてみた。

これはとても具合がよく、薄切りした場合を除き、98%位の集塵状況になった。

刃厚程度の薄切りの場合はゼロクリアランスの副作用で下に吸い込まれずに周りに散らばってしまう。
これの対応はブレードを覆う形の上部集塵カバーが良いのだろうが、これも先々の改良項目へ。

Workbench.Tablesaw (5)

最後に、その薄切りの場合、その気になれば、こんな0.2mmって厚さが出来そう。
これはもうテーブルソーじゃないと出来ない厚さですよね!

と言うことで、作業台兼テーブルソーのメインは出来た。
残す作りこみは、

・割刃!
・キャスター
・丸のこのON/OFFスイッチ
(ソフトスタートも付いてないからコンセント抜差で現在動いている)

さぁ・・次の休みはいつだ!?

 

 

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作業台兼テーブルソー

すでに作業開始から ずいぶんと時間が経ってますが・・・。

作業台 兼 テーブルソー を作成中です。
構想は昨年末の時点で捻り出し、
実際に作成しだしのが年を明けてから。

作業場所が狭いけど、作業台面積は欲しいし、テーブルソーも欲しい。
そんな我儘なことを考えている人は大勢いると思います。
でも、実際に作って、やっぱり別が良かったって感想も多いようです。
でもね。。。
うちじゃやっぱり1つじゃないと駄目な気がするんで
ダメで元々やってみようぜ!?って勢いです。

勢いで作り出した割に仕事が不定期なのと、それに伴って体力もあったりなかったりで4ヶ月経ってもまだ完成しません。
元々使っていた作業台の脚を流用している制限も多少はありますけど。

画像は経過の一部。

ビスケット加工
天板のベースにはパーティクルボード20mmを使用。
その外周を米松材で囲うためにビスケットで接着予定。
丸い穴が空いているのは現在の作業台の天板。

接着準備
接着液ダレ処理にマスキングテープで養生。
四角い穴がテーブルソー用丸のこのベースが嵌まる穴です。

縁の接着
クランプで接着。

パーティクルボードにMDFを重ねて接着し、天板は粗方完成。
・・・のはずが縁の高さが高すぎて修正中です。

鉋の削り屑
鉋で大雑把に高さを削り、
トリマーでJIGを使って高さを揃える作戦です。

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