短時間でミニ作業台作り

最近ちょこちょことした時間が有り、
作品的なものは作れてませんが、小さな作業台を作ってみました。

Benchtop Bnech
「Benchtop Bench」
作業台の上において使う作業台です。
普段使っている作業台は自作テーブルソーをそのまま作業台にしていて、当然テーブルソーとしての使い勝手で計算した高さになってますが、
細かい作業をするにはもう少し高い位置が腰に負担がかからず楽だろうと思い作ってみました。

「Moxon Vise」を組み合わせたりと言うのも見かけますが、製作時間の都合もあってシンプルにしてます。

実はこれ、いまの自作テーブルソーの前の、作業台の天板を使ったものです。
接着準備
この写真に少しだけ写ってます。
900×600の天板で合板12mmを三枚合わせにして使ってました。

使い勝手はこれからなんで、徐々に改良策が出てくると思います。

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Type.A STOOL 完成

接着させていたType.A STOOLが乾いたので完成としました。
主な用途は作業中の腰掛けのつもりなので、特に色は塗りません。

mod. TypeA STOOL 4
横から見たら1×4材で心許ない細さですが、意外と頑丈です。
上に立っても安定感が有りました。

荷重がない状態だと、精度が悪いのか(床が悪いのか!)ガタツキが有りましたが
乗ってしまえばいい感じです。

mod. TypeA STOOL 5
2脚を組み合わせて、同方向に並べることで合体?します。
同寸法で作れば幾つでも。

普段は、2個組で使おうと思います。
安定はするけど、座面の奥行きが無いのが仰け反って転がりそうなので^^;

次に作るものは決まっているので、
時間が出来た時に、これの背の高い物を作って塗装用の馬にしようかなって考えてます。

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高さ可変のソーホース

スライド丸のこで最初にカットしたのは、自身の作業台でしたが、
最初に作ったのがこれです。

高さ調整式の馬
海外では「ソーホース(Sawhorse)」と云われますが日本では「ウマ」と呼ばれます。
高さを調整できる構造にしました。

使ったパーツは

  • ソーホースブラケット(前回の余り)
  • 2×4・6F / 3本
  • 1×4・6F / 1本
  • 3/8インチボルト・ナット / 4本
  • ノブスターM10 / 2個

3/8インチボルトは手元に余っていた150mmの物を長すぎない適当な長さにカットして使ってます。
ノブスターM10は、HCに行けば八幡ねじが販売している「フィットノブ(チェンジノブ)」と言うものが売られていますが、
使用するボルトが必要寸法より10mmも長いものが必要になり、
長いものを使っている分ノブの分厚さが握りにくい厚さになってしまいます。
それからHCで店頭にあるのは青いキャップばかりなのが嫌だったので
MonotaROで売っている「PBのノブスター」を使用しています。
MonotaROのものは今回使ったM10用になると必要寸法+6mmで大きく変わらないかもしれませんが、M6用なら+3.5mmで済むので、使う場所によってはノブだけが飛び出すといった間抜けな見た目にならずに済みます。
あと、やっぱりネット通販なので価格が安いのも魅力です。
送料無料の調整用に追加で買ったりしてます。

そんな感じで倉庫内をウロウロして取り揃えた材料たちを
2×4は
・630mm x 4本(ソーホース用の足)
・580mm x 2本(横向きの受け・上下用)
1×4は
・400mm x 4本(高さ調整用の縦材?)
にカット。

1×4に適当な間隔で穴を開けます。
今回はなぜか?1インチ間隔で穴を開けてました。穴径はボルトに合わせて3/8インチです。
・・・あ・・・ボルトがインチサイズって事で1インチ間隔で穴開けてたのか!
ほんとに適当ですね^^;

それから横向きの受け2本にも穴を開けました。
ここの穴径は少し遊びを設けて10mmにしました。

後は組み立てるだけです、まぁ見れば分かりますよね。
ベースのソーホース自体は差し込んでネジ釘留めし、
横向きの受けも1×4で挟み込んで上の穴はバネワッシャも使用し、しっかり留めます。
下の穴はノブスターを使って手で外せるように。

これで完成。

完成したものは
・最低 / 810mm
・最高 / 1065mm
となってます。
筋交いがなく四角形状での高さ調整だから平行四辺形にもなってしまいますが、
ノブをしっかり締め込めばグラグラではなく、乗っかる材料の重さで変形するわけでもないので
むしろ微調整が出来ると考えています。

完成してから気づいたんですが、高さ調整用の穴のうち上3つは意味がなくて飾りになってしまってます^^;

前回ソーホースブラケットを買いすぎたから、これを作っただけなので
今のところ使い道は、テーブルソー、ルーターテーブルでの作業でのアウトフィードテーブルのような使い方ぐらいにしかなっていませんが、それでもやっぱり有ると作業が楽になりますね。
いっそもう1つ作ってしまっても良いかもしれません。

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卓上スライド丸のこ用作業台 2

前回 材料の紹介だけで終わった卓上スライド丸のこ用作業台の続き。

とりあえずスライド丸のこで2×4を700mmでカット、
「点」で印を入れれば、あとはレーザーマーカーに合わせてカットできるので、すごく作業が早かったです。
レーザーマーカーが壊れていない物を落札して正解でした^^v

700mmにカットした2×4、合計4本を足にしてソーホースを組み立て、
横渡しを2×6の6Fをそのまま使用。
スライド丸のこを載せるベースは
ベニヤ板を適当な大きさに切って、底側に2×4の余りをネジ止めしました。
Hitachi C6RSH 5
2×6を挟みこむようにして引っ掛けるような形ですが、
この写真では見えないのでもう1枚。

Hitachi C6RSH 7
分かりづらいかもしれませんが、
下からの撮影で、左が手前側で右が奥側です。
奥側は2×4を横向きにして幅いっぱいにし、手前側に重心があるので縦向きに2×4を3本止めました。
スライド丸のこベースにある固定用穴を使用し、がっちり本体を留めるためにベニヤ板を2重にしてあります。

Hitachi C6RSH 6
左右のサポート用(長尺物用の受け)も構造的には同じですが、
そのままだとスライド丸のこに載せた材料と高さが合わないため
ボルトを前後2本通して、高さ調整も出来るようにした物を作りました。

Hitachi C6RSH 8
単純に上下貫通させて上部はナットが飛び出さないように座ぐりだけして、
ナットの使い方で高さと固定を行ってます。
しっかり受け止めれば良いのでベニヤの中心ではなく、偏心して取り付けてます。

これで完成したのが前回の冒頭での完成写真です。
Hitachi C6RSH 3

単純な構造ですが、
スライド丸のこ本体の重量が軽い機種ですので たわみも無く、
本体も左右のサポートも、2×6を挟んだだけの作りなので取り外せ、
サポートの位置も自由に変えれます。
また、本体だけを外し、地面や他に持っていってもグラつかずにしっかりと置くことが出来ます。
この時も置き場所の水平がしっかり取れている場所なら、サポートは同じ作りなので同じように使えます。
なので4mの材料などの長いものも作業台から外せば問題なくカットできます。

完成してから数本2×4をカットしましたが、とても調子がいいです。
高さが他の作業台と比べると少し高いのを調整するかもしれませんが・・・。
あ、ガレージがちゃんと工房化できたら作り直す可能性もありますね。
そうなった場合も今回のように取り外せるように作りこみたいと思います。

・・・そう言えば集塵も考えてあげないとダメですね。
これはまた考えて改めて記事にしますね。

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卓上スライド丸のこ用作業台 1

前回で紹介した、
Hitachi C6RSH ですが、最初にカットしたのは自身の作業台パーツでした。

完成品がコチラ
Hitachi C6RSH 3
作業台と言っても
長尺物をカットする時用の左右のサポートと、工具自体を作業しやすい高さにしただけの物です。

周りがごちゃごちゃ写ってて分かりづらいので
もう少し寄せて撮った写真がコチラ。
Hitachi C6RSH 4

材料は

  • ソーホースブラケット
  • 2×4・6F × 2本
  • 2×6・6F × 1本
  • ベニヤ板12mm
  • ボルト・ナット

写真に写っている黒い金具がソーホースブラケットです。


近所のHCで1000円位で買いました。
何を勘違いしたのか、1セット入り=2個入っているのを2つカゴに入れて
組み立てようとした時に多いことに気づきました^^;

作業台用のパーツとしては

こっちのキットのほうがしっかりしているし、組みバラシが出来るので手軽に扱えます。
貫通穴と座繰りが面倒・・・かもしれないです。
クランプラックで使用しています。

今回の作業台は写真にも写っているように、
2×6をたわみ防止を期待して縦向きに使用したかったので、咥える向きを考えて使用するものを決めました。

長くなるので、今回は材料紹介で終わって次に続きを書きます。

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Mitutoyoのダイヤルゲージ

次の休みが不確定なので、それまでのネタになればと思い
連休での成果?をちょこちょこ書いていこうと思います。

—-

ヤフオクでダイヤルゲージを手に入れました。

「No.2046-08」となっています。
裏に耳付きのもので、
測定範囲:0-10mm
最小目盛:0.01mm
の性能のものです。

DIYで制作したテーブルソーを使用していますが、
実はマイターバーとの平行度をきっちりと測ったことがありませんでした。
角度もあやふやだけど、切った材料を立ててみると完全な直角ではないですが許せる範囲なので、これまで気にせずに使ってきました。
ただ直角は完全スコヤがあれば何とか確認することも出来ましたが、
マイターバーとの距離は・・・?

と言うことで、手に入れたダイヤルゲージを使って測ってみます。

マイターバーを通すバー?自体のガタツキも
先日手に入れたINCRAのMiter1000HDが振れもなく、しっかりと安定して送れるので
それを利用して、
鋸刃の前後の距離を見てみることにしました。

Mitutoyo ダイヤルゲージ 1

Mitutoyo ダイヤルゲージ 2

これで見ると前後で0.25mm程の差ができているようです。
測ってみたものの、今のテーブルソーの構造では振れとりがほぼ出来ない作り込みなので調整ができないのですが、
この誤差は今の僕のレベルでは問題ないことにしました。

・・・ホントは0.1mm以下であって欲しいけど下手に触ると悪化するかもしれないと思ってます。

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ルーターテーブル プチ改良

ルーターテーブルを ほんの少しだけ改良しました。

5分も掛からない簡単改良です。
元ネタはどこで見たっけ・・・?
元ネタ発見しました。
こちらの「Woodsmith Tips Quick Iinsert Leveling」です。

インサートプレートと盤面を合わせるのにイモネジを使ってたんですが、
イモネジ間がやっぱり気になってました。
これを解消しようと思い
用意したのは「グルーガン」と「1mm厚のアクリル板」です。
グルーガンは前から持ってて、ダイソーの300円の値札が付いてました。
グルースティックも10本入り?20本入り?で100円だし
持ってたら役に立ちますね。

で、さっそくインサートプレートを外し、イモネジも回収。
使ってるのは手製のルーターテーブルですので、
インサートプレート受けの部分はパーティクルボードの地が見えてます。
ここにグルーが付くとメンテナンス等で外せなくなるかも知れないと考えて、
1mm厚のアクリル板を嵌め、その上からグルーを盛ります。

グルーが冷えて固まらないうちにインサートプレートを嵌めこみ
テーブル盤面とインサートプレートがツライチになるように直定規等のストレートエッジ状の物で押さえれば完成。

1回で全周をしたかったんですが、
インサートプレートの嵌め込み具合がきつかったりしてスムーズに進まずグルーが冷えるので、
対辺のみを最初に入れ、2回目で完成させました。

ルーターテーブルのインサートプレート改良
シミのように広がっているのがグルーです。
押さえられて調度良い厚さで固まってますから、安定してます。
グルーなので接着効果もあり、ガタツキも当然なくなります。

これで更に安定した作業が出来るようになりました。

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作業台兼ルーターテーブルソー(6)

そろそろ大詰めです。
今回もフェンス作りの続きから

L字型にフェンスが接着できて、直角もバッチリ。
で、順番が逆だったなぁと思いながら
スライドフェンスを横移動出来きつつ固定するためのTスロットナット用の穴を開けました。

11 ルーターテーブル フェンス製作 スライドフェンス取付
穴を開けたら、さっそくスライドフェンスを取り付けて確認。
そういえば前に書いたエントリーの中では片面にしか溝を切ってなかったですね。
完成状態のこの写真見れば分かりますが、
裏面にフェンス本体をスライドするためのTスロット溝、
それから前面にもフェザーボード等を取り付けるためのTスロット溝を設けてます。

12 ルーターテーブル フェンス製作 裏側
裏側から見たところ。
スライドフェンス1枚につき2本で計4本のノブが見えてます。

このままの状態ではフェンスの直角が狂うので
補強用に両端と中央の長穴を挟むように直角三角の補強材を接着しました。

13 ルーターテーブル フェンス製作 吸塵ポート
中央部分の三角には吸塵ポートを設けます。
MDFの端材で蓋をして、中心に吸塵ホースの接続口を差し込みました。
こいつは特に固定してません。
先が広がる円錐状の先をしているので、根本部分の径と同サイズの穴を開けて押し込んだら引っかかってくれるので完成。
あと、画像でも見えると思いますが、蓋のMDFは完全に塞ぎきらずに下部を空かしています。
フェンス前面を材料が通って長穴を塞いだ時にも最低限の空気取り入れ口が必要だろうと思ってです。

あとは微動調節ですが、、、いい案が浮かばない。。。どうしよう??

~続く~

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