産直三木の金物大放出市 2016

以前にも記事にしていた三木金物の産直移動販売が今年も鳴門に来てました。
その時の記事エントリーはコチラ → 「三木金物直売

毎年来ているそうですが、去年は予定が合わずに気付いたら終わってました。

で、今年はチラシが入ってたので(毎年出てるんかな?)
仕事の予定に組み込み、行ってきました。

産直三木の金物大放出市 (1)
チラシ。
こうして記事にするのが遅いのがバレバレの2週間も前の話です。
産直と言いながら、
販売は三木市の隣の金物屋さんw

産直三木の金物大放出市 (2)
看板は手作り感たっぷり。
手直しも楽そうです。

産直三木の金物大放出市 (3)
こんな感じで部屋いっぱいに並んでます。
今年は包丁がメインで扱っているのかな?
前回も包丁は机に載ってましたが、今回 床に並んでる鉋や鑿も前回は机に載っていて、特級価格の鉋もあった記憶があります。
扱う数もちょっと少なめ?

産直三木の金物大放出市 (4)
で、今回は鑿を3本購入しました。
奥に写っている草刈り鎌は、チラシ引き換えor購入特典の粗品です。
粗品で鍛冶屋手製では無いはずですが大変良く切れました^^v

産直三木の金物大放出市 (5)
手前から
「8分」「3分」「2分」の鑿です。
どれも銘は調べてみたけど分かりません。
少なくともHCで売られている物よりまともな感じで、鋼はしっかりしてそうですし、3本でHC価格2本分くらい?
まともな手打ち鍛造のものとしたら超破格ですが、さすがそれは期待できないかな~。

来年もきっと来るでしょうが、来年は・・・買うものないかも

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三木金物まつり2015 2日目の2

長くなったので分けました。
1ヵ月以上経過してるので今回で終わらなければ・・・。

ここまでは
三木金物まつり2015
三木金物まつり2015 2日目

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時間が又なくなってきた2日目。
まだ鑿を見つけていません。

そもそも鑿と言ってもサイズが色々です。
手持ちのHCのもので、9,12,15,24mmがあります。
これ以外のものを選ぶべきなのか・・・?
その辺りの知識もはっきり持ってませんし、あのサイズが必要ってほどの経験もありません。

と言うことで
再び意を決して第2会場にて話しかけてみました。

・・・

・・・・・・

・・・24mmがあればいいらしい。

色々聞きましたが、つまりそういう事みたいです。

研ぎはHCのを練習にして、本番用に本職のを使えばいいじゃない。と。
そんな本職さんもいっぱい居るし、使えば減るものなんだから練習に使うのは勿体無い!

確かにそうですね!

と話をしているうちに更に時間が迫ってきて
最後だし、少しは勉強するよって掛け声が。

鉋もですが、鑿の良し悪しも全く分かりませんが、
やっぱり昨日もなんとなく気になった鑿屋さんに向かいました。

岩崎のみ製作所 左のぶ弘 八分鑿
手にとったのが、これ。
程々の と 高級なの、どっちを探してる?と聞かれたので 程々の と答えた所、
10本組の中から1本抜いてくれました。
岩崎のみ製作所さんの「左のぶ弘」の24mm鑿です。

これも帰ってから知りましたが、こちらも伝統工芸士 の方だったようです。
伝統工芸士会紹介 →「播州三木打刃物 伝統工芸士会
上記リンク先を見ると16名の方が登録されています。
「伝統工芸士」自体は国家資格のようなもので、伝統工芸士でないからと言って何か差が有るわけではありませんが、
少なくとも伝統を繋ぐ為の技と努力をされている方という事で、素人にとっては一定の安心感がありますね。
改めて思い出すと、去年徳島まで行商で来ていた三木金物直売で買った小刀も「おけや」銘の「藤原小刀製作所」の物でした。
こちらも伝統工芸士ですね。
何故か?しっかりと選んでます^^v

で、鑿を買った時点で 残り30分ほど?
忘れないうちに 2日目の最初に買った「レール」を受け取りに行きます。
すでに片付けを始めているテナントもあり、もっと早めに行くべきだったか?と思いながら行くと、やっぱり心配されてました^^;

荷物を受け取ったあとは、また出張仕事に戻って行きました・・・。
今回のような、行きたい場所の近くで昼間に自由時間のある出張は、もうほんとうに二度と無いでしょう。

三木金物まつり2015 購入品
今回購入したもの。
まだまだ価値も分からないままですが「良い道具が技術を育てる」という言葉にのっかって頑張って行きたいと思います。

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という事で、ようやく三木金物まつり2015に参加した記事は終わりです。
買いたいものは買えたし、古式鍛錬の槌を振るという貴重な経験もしたし、充実した2日間でした。

問題は、そのあとの更新頻度からも分かるように暇がない!^^;
鉋の仕込みも出来てません。

実は人に頼まれた物も作りかけで、すでに2ヵ月超過してます。
これに関して、写真を撮ったりもしてますが
時間がない中やっているので写真が揃わず記事にはうまく出来そうにないです。
完成した写真だけ載せておしまいかな?
あー、そうそうガレージの工房化計画もある意味予定通り進んでませんね。
仕事続きで体調も崩すしなかなか大変です。

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三木金物まつり2015 2日目

ずいぶん経過してしまいました。
早1ヶ月も経つんですね。

初日の記事はコチラ → 「三木金物まつり2015

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1日目の後、本来の予定である出張は20時から27時くらいまでやってました。
本当はそれで終わりだったはずが、出来の確認待ちと言うなぞの待機時間を命じられ、
開放されたのが11時でした。

それでも、30分もすれば到着する距離でしたから
2日目は12時には会場に到着しました。

1日目では、目的の鉋は1丁入手しましたから、のこり鑿を探すだけなんですが
即売会会場の雰囲気ではうまく話もできそうになかったために
野外の「ふれあい広場」を見て回る事にします。

第1会場・第2会場はメーカーや鍛冶屋さんのエリアですが、
ふれあい広場は 街の金物屋さんや郵便局や地元学校関係などのテナントが立ち並ぶエリアです。
他にも飲食の屋台もあります。
ただ、食事は済ませてきちゃったので、掘り出し物市を見ます。

気になったのは新品?の鉋台。
白樫で仕上げてあって、刃さえ入手できれば少しの仕込みで使えそうな状態でした。
昨日仕込みの仕方も聞いたし…とか考えちゃいましたが、
実際に仕込める腕は有りません。諦めました。

他にも剪定道具や、桐箱入りの刃物。
何に使うかわからない金物・・・投げ売り状態のもの。

いろいろ有って面白かったんですが、結局手にとって買ったのは
神戸電鉄さんが出品していた「鉄道レール」
数点あったんですが天が平らに近く角は少し丸いものを選びました。
金床として使えるんじゃないか?って魂胆です。

ただ、重いのでそれを持ってウロウロするのは気がひけたので店の人に聞いてみると
帰る時まで預かってくれるということで、助かりました。

そのあと14時から
「金物古式鍛錬実演」というのがあり見学。
2015-11-08 14.40.17

2015-11-08 14.09.10 HDR
写真中央に見える 赤い塊が「錬鉄」。
字の通り練って作った鉄だそうで、鉋の地金部分だそうです。
間近で見学させてもらいましたが、
水を使って叩き冷やす際には、一瞬にして熱せられて弾かれた蒸気?が飛んで来る距離でした。

実はこの古式鍛錬の実演の後に、
じっさいに檀上に槌を振る体験を募集されたので体験もしてきました^^v
恥ずかしいのかお客さんの手がなかなか上がらなかったのですが、
僕の前に、お一人、それから僕と2人だけでした。
残念ながら僕は一人で行ったので証拠になるような記念写真もないのが残念ですが、
槌の面を地金に対して水平に振り落とすのは難しかったです。
僕のあとは本職の方が修正されていました^^;

さて。。。見学も体験も楽しかったですが、
そうこうしているうちに又時間がなくなってきました。
鑿を探さなくては・・・

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三木金物まつり2015

念願かなって11月7日・8日の「三木金物まつり」に今年初めて行く事ができました。

今回、県外出張が1年に1回あるかどうかの頻度で、さらに近隣で、そして夜中仕事だったために昼間に自由時間が取れるという偶然が重なり奇跡的に行くことが出来たんです。

さて、、綿密な計画で参加するつもりだった三木金物まつりです。

実際がどうだったかといいますと、
7日の午前には付くはずが、高速道路上で車のトラブルがあり、
高速を降りたら直ぐにディーラーに駆け込んでの点検をしたり

前輪の車軸受けベアリングの不調?
一般道では問題なく、80Km/h超えて100km/hになると走行に問題はないけど
ハンドルが震えだし120km/hなんて腕にマッサージ器あてられたみたいに震えちゃう。
緊急って程じゃないから80km/hで帰りの高速も帰ってから修理に出してねって話だった。

ディーラーの後は、お使い頼まれてたコストコ神戸倉庫店で買い込み。

その後にようやく三木金物まつりに参加。
混み具合も分からないし時間も無いので無料シャトルバスが出ているという「道の駅みき」に停めて
到着したのが15時前?くらいでした。

まつりの終了時間が 17時までという事でしたが
広い会場にはまだまだ人が溢れていて道路整備の警備さんが大変そう。
取り敢えず、広場のテントでやっている びっくり市やふれあいバザールは後回しで
展示・即売会へ足を運びます。

三木金物まつり2015 第1会場

三木金物まつり2015 第2会場

第1会場は 包丁・丸鋸・チップソー・園芸用品・小刀・彫刻刀・作業工具 等
第2会場が 鋸・鑿・鉋・鏝

鉋・鑿が目当てでしたが、ひとまず第1会場を眺め。
へーと言いながら一周、第2会場へ向かいました。

第2会場で扱うものは本職向けの物で、そのためか人は第1会場と比較して少なめでしたが
若い20歳?位の人も多く居ました。
どうやら専門学校用に一揃えしなくてはいけない物を集めに来ているようです。
ちらっと手元を見ましたが、鑿だけで20種類以上を指定されているようで、大変そうです。

即売会なので、遅い時間に着いたために既に完売状態のものも有りましたが、
ひとまず一周。
そこかしこから聞こえてくる会話から、鉋・鑿はHCで買ったものを使っている僕には場違い感がすごいです^^;
意を決して店の方に話しかけたんですが。。。。
鑿の10本セットを勧められて、そりゃ良いんでしょうが
研ぎも始めた程度の腕前じゃ使い出して1日目で鈍らになって次が何時になるかって位仕舞われそうで・・・。

そんな感じで決められないまま終了時間が迫ってきたので
ひとまず一揃えを勧められる鑿はおいておき、鉋を探しました。

手元にはHCの物ではありますが48mmの鉋があるので、
探すのは少し小さめで取り回しが効きそうな小鉋の36mmです。
桐箱入りのも見てみたい衝動は有りますが、たぶん見てもよく分からないですから
そこは我慢して、目星をつけた2箇所で話をさせていただきました。

で、お話をさせていただき初心者相手にも丁寧に話を聞いていただいた
山本鉋製作所」さんの所で手にとった36mmに決めました。
直ぐ使いではなく、自分で仕上げないと駄目なのがHCのものとは違う所の1つなんですが、
その方法も教えてくださり、大変お世話にもなりました。

山本鉋製作所 鉄心斎芳楽 寸二鉋 勝三郎 1

山本鉋製作所 鉄心斎芳楽 寸二鉋 勝三郎 2

買ったあとに、一緒に入れてもらった名刺を見ると、鉋鍛冶名「鉄心斎芳楽」さんだったんですね!
無知は罪というか恥ですね。。。。
よく眺めている鉋・鑿の販売サイト「大工道具の曼陀羅屋」さんでも「鉋選びに迷ったらこの鉋」と紹介されている鍛冶屋さんです。
たぶん三木金物まつりに行かなければ ココで鉄心斎芳楽作を買っていたと思います。
ご本人から直接話しを聞かせていただいたし、今回三木金物まつりに行けて本当に良かったと思います。

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