自作サイクロン集じん機

前回のエントリー、自作のサイクロン集じん機についての解説。

サイクロン集塵

サイクロン自体の構造は
ぶう工房さんで紹介されていた記事 「Thien Cyclone Separator 製作」を参考に
コーン型のサイクロンではなく サイクロン部が平らな
Thien Cyclone Separator」を採用してます。
背が低いのでキャスターで転がしても転け難いのがGoodです。

本体部分を構成しているのは、
漬物樽 8L(下部・ゴミ受け部分)

サイクロン集塵 下部パーツ

それからシールパッキン型の浅6型(上部・サイクロン部分)
サイクロン集塵 上部パーツ

サイクロン集塵 仮組み

重ねると丁度いい具合にはまってくれたので、そのまま採用です。
あと、どうしてもサイクロン状態のくるくるが見たかったので透明なのを探した結果です(^_^;)

3枚目の写真の上部、下部の間に挟まっているのは
キッチン用品のシリコンラップを流用したもので、
重ねるだけだと隙間ができるんじゃないかと挟んでみたものですが、
実際は問題なさそうだったので、無しで完成しました。

サイクロン集塵 接続部

使用機器側へのホース接続口(Inlet)から先は洗濯機用排水ホース
これをホットボンドで接着。

加工はプラスチック製のために簡単だったけど
強度が心配でした。

実際、上部の動力源に繋がる側(Outlet)のホースが固定できなかったのですが、
材料が漬物樽ですから、重し載せる用に付属していた円形板が付属されてあり
それを使って補強材にしました。

使用時、負荷が掛かった時も大丈夫のようです。
むしろ、吸い込みが詰まった時の過負荷の時は
最上部のシールパッキンの蓋が凹んでいき、
蓋と容器との間に隙間ができて、破壊を免れるという予期せぬ おまけ効果(?)付きです♪~( ̄ε ̄;)

全体写真で見えている黒いゴムは、
「左右に取り付けた蓋押さえが外側にズレないようにする為」 と
「ホースの自立をサポートする為」の物です。
フック付きゴムとして100円ショップで売ってました。

サイクロン集塵 集じん状況

肝心の集じん状況ですが、これだけの量を回収したのに対して、

集じん機 中身

ほぼ本体側には吸い込まれていないという出来。

ちょっと大きいけど、作りなおして大正解だった という無くてはならない存在になりました。

これからサイクロン集塵機を自作してみようって人は
この省スペースなThien Cyclone Separator型がお勧めですよ~

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工具紹介1 (自作サイクロン集じん機)

手持ちの電動工具 紹介シリーズ 1

ブログタイトルに入れてるのに木工らしいこと何も書いてないので
とりあえず手持ちの物を紹介することに。

「作品は?」とか言われても見せられるレベルじゃないなと思えるものばかりです・・・

とりあえず、1つ目

最初に 電動工具 と言いながらいきなりズレてます・・・
が、これがなくてはうちでは何も出来ない。
なんたって室内・賃貸での限定空間での木工です。
と言うことで

自作サイクロン集じん機」(3代目)

サイクロン集塵

集じん機 マキタ 471(P)
動力源に使用しているのは、 マキタ 471(P)。

集じん機 BOX

箱に入れて、騒音の軽減してます。
入れなくてもメーカー公表値で65dBでうるさい方ではないらしいのですが、
まだまだうるさかったのが、ずいぶん変わってます。

2重箱にしてあって、間の空間は30mm。そこには発泡ウレタン製のマットを押し込んであります。

手前に見えてる塩ビパイプは排気口。

初代は完成を待たずしてお蔵入り。
2代目は半年くらいかな?RYOBIのブロワーを動力源にサイクロン部分はペール缶を使用したものでした。
コンパクトな大きさでそれほど悪い出来ではなかったんですが、
消音のつもりで箱に閉じ込めたのにも関わらず、騒音の軽減は出来たものの、それでもうるさく、気にならないレベルにパワーを落とすと使用方法によってはパワー不足を感じてました。

で、現在の3代目。
コンパクトさは諦め、動力部とサイクロン部は分離し、サイクロン部だけをキャスター付きで転がせる状態にしてます。

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