工具紹介18 (BOSCH PST800PEL ジグソー)

電動工具 紹介シリーズ 18

BOSCH PST800PEL

久しぶりに紹介シリーズ
前にも書いた気がしたけど、勝手に「購入した順に書く」と決めてて
最近のを書きたいから、続きを書きます。

と言うことで順番に書かれているのに
DIYではどちらかと言えば最初の方に購入されると思われる物が、ようやく登場です。

ジグソー。
比較的安全でとっつきやすいと言われる工具ですけど、なぜか持ってませんでした。
先にスライド丸のこなんて買っちゃう辺り、偏ったDIY歴だと自分でも思います^^;

BOSCH ジグソー PST800PEL 1
相変わらず使い勝手というより
「買ったよ」ってだけの自己満足な紹介です。
なので画像もケースに入った状態のもの

BOSCH ジグソー PST800PEL 2

スペックは以下

  • 電源 100V (50~60Hz)
  • 消費電力 530W
  • ストローク数 500~3,000min-1(回/分)
  • ストローク幅 20mm
  • 質量 1.9kg

—————————

    切断能力

  • 木材:80mm
  • アルミニウム:12mm
  • 軟鋼板:5mm
  • 傾斜切断角度

  • 左右0~45゜

—————————

  • 電子無段変速
  • 吸じんシステム取付可能機種
  • ボッシュ SDS システム
  • 低振動設計
  • ブロワー機能
  • オービタル機構

—————————

今まで買ってなかったのは何故なのか分かりません。
実際出番がやっぱり少ない工具です。
曲線の工作が少ないんでしょうね。
ケースに仕舞った状態で収納しているので、目に止まりにくいのも有るかもしれませんが、
とにかく忘れがちになる工具です。
何でもジグソーで作っちゃって魔法の工具みたいな呼び方をする人も居ますから作風なんでしょう。

これを買ったきっかけは
会社の車=ハイエースの床に合板を貼りたいって事で、曲線に切り込んでいく作業を頼まれたんですが
20年近く前の機種を会社が出してきて、振動ばかりで切れないし、工具を普段使わない後輩にもたせたら墨線まるで無視のオモシロ曲線で切ってくれるので、
(振動で腕がしびれて力が入らないと仰りましたよ後輩君)
仕事にならずに買っちゃいました。

でも刃を変えれば軟鋼板まで切れるのは助かります。
金鋸でゴリゴリやってた作業だけはこれを買ってからは楽になりました。
(と言うか ほぼ金切り専門工具に・・・)

肝心の機種としての魅力ですけど、
比べる機種が20年前のものなので参考になりませんが、
木材を切る時のオービタル機構は切り口が荒くなるけど、有ると無しじゃスピードが雲泥の差です。
(当然 オフにも出来ますし、ある程度の強弱は出来ます)
ブロワー機能はオービタル機構とセットでなら欲しくなる機能です。
(これも強弱できます)
金切りにはオービタルは要りません。ブロワーは欲しい。なんとなく冷やしてくれるイメージ。
無段変速・低振動は20年前の機種がひどかったので兎に角有り難い。
なんせ数ミリ握るだけでマックスパワー&振動でしたから^^;

吸じんシステムは繋いでません。
今のところ金切りは屋外で、木材は少々しか切ってないので使ってませんし。
曲線カットの取り回しが良いのがジグソーの魅力だと思うので、ホース繋いじゃうとどうなんでしょうね?

直線カットは数度トライしてみました。
横にガイドになる直線定規をクランプして、沿わせる感じでカットしましたが、
切り口が垂直ではなかったです。
ガイドに押し付ける感じで沿わしていたのが悪かったのか、材の下側の刃はガイドから逃げるような角度になってました。

~総括みたいな一言~
DIY入門に必ず書かれる工具ですが、個人的には「あれば楽になる工具」程度ですね。
でもそれは他に色々工具を既に持ってるからかもしれません。
これよりも低価格帯のジグソーはどうなんでしょう?
買うならせめてオービタル機構は付いていて欲しい機能だと感じました。

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消化器

引越しして戸建てになり、1年が経過し
自己の管理で住居をメンテナンスしなくていけない事は頭では分かってたんですが
実際の行動にはあまり結びついてませんでした。

そのうちの1つ。
防火対策です。

火事に対して予防は当然考えて生活はしていますが、
トヨストーブ CT-1C」や「ニッセン SS-6」のような対流式の、ファンヒータに比べると火災の原因になりやすいストーブを使い出したというのに
周囲の予防だけで、万一の対策は取れていませんでした。

と言うことで「消化器」を購入。
3つ同時に買いました。

1つ目はよくある粉末型
「消火器 粉末型 モリタ宮田 アルテシモ」

家庭用と言われるものって実はあんまり無いのか?
「業務用」と書かれたものが多かったです。

消火器 粉末型
業務用だからなのか?
見た目が消費者に訴えるようなパッケージになっていなくて
必要事項が書かれているだけの箱でした。

消火器 粉末型 モリタ宮田 アルテシモ
開けたら なんというかデザイン性がある?光沢のあるメタリック塗装のアルミボディで
適当にダイニングに置いておいても、まだ我慢できる外観。
でもどう見ても消化器なんですけどね。
oink!さんのブログ「自作☆改造☆修理の館」の「消火器買って一安心」の記事を参考に選びました。

2つ目は写真撮り忘れたんでAmazonで紹介。


「VIPROS Fire Lock EX」
評価は悪くないんですが、どうも販売元が輸入販売取りやめしたみたいで
HCで投げ売りだったので1本だけ買いました。

粉末ではなく、薬液(自然由来の水系らしい)を使ったもので、
先に書いた粉末消火タイプでは後片付けが大変そうなので、初期消火はこれで対応して
駄目なら粉末!のつもり買いました。

最後の3点目

これが変わったやつでCO2消化器。
「消棒RESCUE」

二酸化炭素で消化するってやつで、周囲を全く汚さずに消化します。

消火器 CO2 1
外箱は 最初の粉末消火器に対してずいぶんと消費者へのアピールが書かれたパッケージ。

消火器 CO2 2
車内使用を想定した消化器のようで、
シートベルトカッターや、ガラスハンマー機能もついてます。

消火器 CO2 3
サイズの割に重め。
でも握りやすい太さで使い勝手は良さそう。
車載しやすいようにケース付き。

消火器 CO2 4
表記と実際の使用温度の違いが書かれた紙も入ってました。
2番目の消化器も使用温度 -5℃~100℃でしたが、
こっちのほうが幅広い対応温度で -20℃~105℃

消火器 CO2 5
左上に書かれていますが
使い方も形状が他とは違うので、頭を叩く事で噴射するとなってます。

消火器 CO2 6
部位説明が必要なほどではないと思いますが、
消化器として考えると多機能ですよね。

ただし!

CO2消化器は その特性として
閉じた空間での使用は、消化器自体の二酸化炭素中毒という危険が伴います。

例えば車載用とした場合でも、
「シートに燃え移ったタバコの火を消そうとして窓を開けずに噴射すると鎮火できても二酸化炭素中毒で昏倒するという危険がある」
ということです。

使用時はとにかく慌てず、酸素の確保と噴射向きに注意する必要があります。

その代わり、気体だから隙間まで入り込んで、更に汚さないまま消化出来るし
電気系統でのショートも起こさず延焼箇所を取り除けば再利用が出来るのがメリットです。

以上、3つですが
1,2番目はキッチン周りに。
3番目だけ ガレージに置きました。

閉じた空間では危険なのは分かっていても買い揃えた機械類が駄目になるのも悲しいし、
妻に持たせてキッチンで使おうとして二次災害になっても怖いし・・・。

全部で1万円近く掛かりましたが、安心を買いました。
とにかくこれで万一にも安心できるように出来たと思います。
使用感レビューなんて起きない予防をさらに考え続けたいですね。

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Push Block

手押しカンナを通すとき、今までは素手でやってました・・・。

怖いながらもしっかり保持して通してたんですが
やっぱり怖いものは怖い。
当然安全とは言えない状態です。
すべり止め付きの手袋を使っているのも見かけますが、
賛否はともかく僕は素手でした。

で、ようやく、短時間でどうにかしよう。と思い
グリップ部を木製で考えていたんですが、短時間って条件で流用を考えました。

その結果、「実働30分」で完成したのがコチラ^^

Push Block 1
プラスチック製の取っ手

Push Block 2
裏は紙やすりの#80を貼り付けてます。

取っ手の正体は ダイソーで売ってるグリップ付きサビ落としです。
ダイソーでなくてもHCでも売ってますが、流用するならダイソーで十分。
買ってきたばかりの物から取っ手だけを頂戴して、メインのヤスリ部分はポイです。
そいつに 1×4材を適当に合わせて、
一応段欠きして、端材の合板を合わせて接着。

取っ手と本体を木ネジで止め、紙やすりを貼り付けたら もう完成♪

当然素手なんかよりも安定して送れるし、
心なしか矩が出るまでの通す回数が減った?

もっと早く作ってしまえばよかったです。

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卓上ボール盤テーブル作成 (3)

今回で卓上ボール盤テーブル作成は完成です。

ここまでは
卓上ボール盤テーブル作成 (1)
卓上ボール盤テーブル作成 (2)

—————————

前回ほぼ全体像が完成したので、取り付けを残すのみとなってます。

裏側に貼り付けた端材に
底側からと側面側から6ミリの穴を開けました。
卓上ボール盤テーブル 10
裏側の部分は良かったんですが、側面側の穴は悩みました。
ボール盤ではテーブル間の高さが足りず届かないし
手持ちでもドリルチャック部分が当たるので難しい・・・。
先に開けておくんでした。

結局、以前購入したコレ
IMAG0850
金物屋の閉店セール」で購入したL型ドライバーが活躍してくれました。
買っててよかった^^

卓上ボール盤テーブル 11
で、開けた穴に 側面側から こんな「ジョイント・コネクター丸ナット」ってやつを差し込んで

卓上ボール盤テーブル 12
ボルトで普段締めるつもりですが、抜いた時にナットが抜けてどこかに行かないように
スポンジを詰めてみました。

卓上ボール盤テーブル 13

卓上ボール盤テーブル 14
L金具とノブスターをつけたボルトで締めたら、取り付け完了!!

卓上ボール盤テーブル 15
ついでにフェンスも

フェンス本体はモノタロウのPB商品「アルミフレーム3060」

卓上ボール盤テーブル 16
組み合わせで使ったL金具はLアングルで作る棚のパーツが上手く使えます。

と言うことで、ついに完成

卓上ボール盤テーブル after
テーブルの幅はそれほど大きくなってませんが
クランプがしやすくなったのと
フェンスが便利です。
まだ付けられてませんがストッパーも作りたいですね。
中央に開けてた四角く繰り抜いた部分は100x100mmですから
それに合わせて切った合板を嵌め込めば、穴あけの時も材料をあてずに孔を開けることが出来て
交換すれば良いだけです。

ちょっと使ってみましたが、これはずいぶん楽に作業ができそうですね^^v

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卓上ボール盤テーブル作成 (2)

接着まで進めた前回の続き

卓上ボール盤テーブル 06
罫書きに合わせた直線の材に沿ってルーターテーブルにセットしたビットで上下2枚を加工

卓上ボール盤テーブル 07
裏側です。
卓上ボール盤自体のテーブルを挟みこむような形で端材を貼り付けました。

と、ここで計画変更を思いつきました。
マイターレールとしてアルミチャンネルを考えていたのですが、やっぱりTスロットに変えます。
Tスロットレールはなしで
合板の幅で作っちゃいます。

卓上ボール盤テーブル 08
たまたま溝幅がTスロットにも使える幅だったので、
キーホールビットでTスロット状に加工。

使ったビットはオフコで販売されている「KERV キーホールビット K501-621」を使ってます。

卓上ボール盤テーブル 09
上面の中央部分の切り欠きはこうなってます。
接着前に四隅と手前に指が入る程度の切り欠きを足しました。
左上の穴が卓上ボール盤自体のテーブルに開いている穴と同じ径にしてあります。

これで全体像はほぼ完成!
あとは取り付けの為の加工です。

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卓上ボール盤テーブル作成 (1)

また治具作りです。

あれを作りたい、だからその準備でこれがあると便利そう。
そう思ってつくりだして気付いたら治具ばかり作ってる気がします。

今回はこれを改良します。
改良前がこの状態。

卓上ボール盤テーブル before
卓上ボール盤のテーブルですね。
これをもう少しだけ使い勝手よくします。

使うのは材料置き場に残ってたベニヤ合板。

卓上ボール盤テーブル 01
こうやって組み合わせる予定で仮置き。
合板の間に置いているのはマイターレール代わりにしようと、アルミチャンネルを挟んでます。

卓上ボール盤テーブル 02
鉛筆で罫書いて穴あけ。
中央に罫書かれた四角い部分の左奥側がドリルチャックの真下になります。
罫書いたサイズは100x100mmです。
奥の穴はボール盤のコラムパイプ48mm+2mmで50mm

卓上ボール盤テーブル 03
重なっている下側もこんな感じでパイプ部分だけ罫書いてます。

写真は写し忘れてますが、中央の四角い部分も罫書き通りに穴を開けました。

卓上ボール盤テーブル 04
下側の合板も50mmで穴あけしたあと、適当に罫書きの内側を切り欠き、
さらにストレートビットでレール部分が収まるように溝を掘りました。

卓上ボール盤テーブル 05
上下を接着。
クランプでガチガチです。

これでしっかり固まるまで待ち時間ですね。

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短時間でミニ作業台作り

最近ちょこちょことした時間が有り、
作品的なものは作れてませんが、小さな作業台を作ってみました。

Benchtop Bnech
「Benchtop Bench」
作業台の上において使う作業台です。
普段使っている作業台は自作テーブルソーをそのまま作業台にしていて、当然テーブルソーとしての使い勝手で計算した高さになってますが、
細かい作業をするにはもう少し高い位置が腰に負担がかからず楽だろうと思い作ってみました。

「Moxon Vise」を組み合わせたりと言うのも見かけますが、製作時間の都合もあってシンプルにしてます。

実はこれ、いまの自作テーブルソーの前の、作業台の天板を使ったものです。
接着準備
この写真に少しだけ写ってます。
900×600の天板で合板12mmを三枚合わせにして使ってました。

使い勝手はこれからなんで、徐々に改良策が出てくると思います。

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ニッセン SS-6

ブログ更新の頻度がさがってしまってます。
もっと書きたい願望はあるんですが、暇とネタが少ない。
でも他所様のブログにはちょこちょことコメントさせていただいてます。

最近の事ではないんですが、
去年の4月に「トヨストーブ CT-1C」をヤフオクで購入した後もさらに物色して、
年末に本命を手に入れていました。

「ニッセン SS-6」
2015-11-04 23.36.28
ニッセン=日本船燈株式会社 のハイカロリー灯油ストーブです。
タンク容量 6.1L なのに灯油燃焼量 0.61L/h っていう満タンでも10時間しか持たない代わりに
暖房能力が凄い!ってやつです。
デザイン的にもレトロ感があって人気があるんですが、
製造年は古いのでサビが多い物も多く、サビの少ないものはヤフオクでも高値が付きやすいです。
美品で、動作確認済みとなると2万円前後でスタートし、
物によっては3万円以上で取引されていたりします。

今回手に入れたのは、激戦をかい潜り
動作確認済み、サビらしいものは特に無し、ただし底板&設置目安の振り子?が無い
これでお値段なんと相場の半額程度で落札!
終了時間が夜中の3時とかでしたから、こっそり作戦でした。

動作してサビもなければ使用には問題有りません。
灯油残量メーターも綺麗です。
芯はおそらく綿芯のままですが、まだ使えます。
写真では汚れていますが、すすを払って汚れを拭き取れば綺麗なものでした。

現在はガレージで使ってますが
暖冬のおかげで使用頻度は少なめです。
シーズンが終わって片付ける時にしっかりメンテナンスしようと思ってます。

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