卓上ボール盤テーブル作成 (3)

今回で卓上ボール盤テーブル作成は完成です。

ここまでは
卓上ボール盤テーブル作成 (1)
卓上ボール盤テーブル作成 (2)

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前回ほぼ全体像が完成したので、取り付けを残すのみとなってます。

裏側に貼り付けた端材に
底側からと側面側から6ミリの穴を開けました。
卓上ボール盤テーブル 10
裏側の部分は良かったんですが、側面側の穴は悩みました。
ボール盤ではテーブル間の高さが足りず届かないし
手持ちでもドリルチャック部分が当たるので難しい・・・。
先に開けておくんでした。

結局、以前購入したコレ
IMAG0850
金物屋の閉店セール」で購入したL型ドライバーが活躍してくれました。
買っててよかった^^

卓上ボール盤テーブル 11
で、開けた穴に 側面側から こんな「ジョイント・コネクター丸ナット」ってやつを差し込んで

卓上ボール盤テーブル 12
ボルトで普段締めるつもりですが、抜いた時にナットが抜けてどこかに行かないように
スポンジを詰めてみました。

卓上ボール盤テーブル 13

卓上ボール盤テーブル 14
L金具とノブスターをつけたボルトで締めたら、取り付け完了!!

卓上ボール盤テーブル 15
ついでにフェンスも

フェンス本体はモノタロウのPB商品「アルミフレーム3060」

卓上ボール盤テーブル 16
組み合わせで使ったL金具はLアングルで作る棚のパーツが上手く使えます。

と言うことで、ついに完成

卓上ボール盤テーブル after
テーブルの幅はそれほど大きくなってませんが
クランプがしやすくなったのと
フェンスが便利です。
まだ付けられてませんがストッパーも作りたいですね。
中央に開けてた四角く繰り抜いた部分は100x100mmですから
それに合わせて切った合板を嵌め込めば、穴あけの時も材料をあてずに孔を開けることが出来て
交換すれば良いだけです。

ちょっと使ってみましたが、これはずいぶん楽に作業ができそうですね^^v

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卓上ボール盤テーブル作成 (2)

接着まで進めた前回の続き

卓上ボール盤テーブル 06
罫書きに合わせた直線の材に沿ってルーターテーブルにセットしたビットで上下2枚を加工

卓上ボール盤テーブル 07
裏側です。
卓上ボール盤自体のテーブルを挟みこむような形で端材を貼り付けました。

と、ここで計画変更を思いつきました。
マイターレールとしてアルミチャンネルを考えていたのですが、やっぱりTスロットに変えます。
Tスロットレールはなしで
合板の幅で作っちゃいます。

卓上ボール盤テーブル 08
たまたま溝幅がTスロットにも使える幅だったので、
キーホールビットでTスロット状に加工。

使ったビットはオフコで販売されている「KERV キーホールビット K501-621」を使ってます。

卓上ボール盤テーブル 09
上面の中央部分の切り欠きはこうなってます。
接着前に四隅と手前に指が入る程度の切り欠きを足しました。
左上の穴が卓上ボール盤自体のテーブルに開いている穴と同じ径にしてあります。

これで全体像はほぼ完成!
あとは取り付けの為の加工です。

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卓上ボール盤テーブル作成 (1)

また治具作りです。

あれを作りたい、だからその準備でこれがあると便利そう。
そう思ってつくりだして気付いたら治具ばかり作ってる気がします。

今回はこれを改良します。
改良前がこの状態。

卓上ボール盤テーブル before
卓上ボール盤のテーブルですね。
これをもう少しだけ使い勝手よくします。

使うのは材料置き場に残ってたベニヤ合板。

卓上ボール盤テーブル 01
こうやって組み合わせる予定で仮置き。
合板の間に置いているのはマイターレール代わりにしようと、アルミチャンネルを挟んでます。

卓上ボール盤テーブル 02
鉛筆で罫書いて穴あけ。
中央に罫書かれた四角い部分の左奥側がドリルチャックの真下になります。
罫書いたサイズは100x100mmです。
奥の穴はボール盤のコラムパイプ48mm+2mmで50mm

卓上ボール盤テーブル 03
重なっている下側もこんな感じでパイプ部分だけ罫書いてます。

写真は写し忘れてますが、中央の四角い部分も罫書き通りに穴を開けました。

卓上ボール盤テーブル 04
下側の合板も50mmで穴あけしたあと、適当に罫書きの内側を切り欠き、
さらにストレートビットでレール部分が収まるように溝を掘りました。

卓上ボール盤テーブル 05
上下を接着。
クランプでガチガチです。

これでしっかり固まるまで待ち時間ですね。

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短時間でミニ作業台作り

最近ちょこちょことした時間が有り、
作品的なものは作れてませんが、小さな作業台を作ってみました。

Benchtop Bnech
「Benchtop Bench」
作業台の上において使う作業台です。
普段使っている作業台は自作テーブルソーをそのまま作業台にしていて、当然テーブルソーとしての使い勝手で計算した高さになってますが、
細かい作業をするにはもう少し高い位置が腰に負担がかからず楽だろうと思い作ってみました。

「Moxon Vise」を組み合わせたりと言うのも見かけますが、製作時間の都合もあってシンプルにしてます。

実はこれ、いまの自作テーブルソーの前の、作業台の天板を使ったものです。
接着準備
この写真に少しだけ写ってます。
900×600の天板で合板12mmを三枚合わせにして使ってました。

使い勝手はこれからなんで、徐々に改良策が出てくると思います。

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高さ可変のソーホース

スライド丸のこで最初にカットしたのは、自身の作業台でしたが、
最初に作ったのがこれです。

高さ調整式の馬
海外では「ソーホース(Sawhorse)」と云われますが日本では「ウマ」と呼ばれます。
高さを調整できる構造にしました。

使ったパーツは

  • ソーホースブラケット(前回の余り)
  • 2×4・6F / 3本
  • 1×4・6F / 1本
  • 3/8インチボルト・ナット / 4本
  • ノブスターM10 / 2個

3/8インチボルトは手元に余っていた150mmの物を長すぎない適当な長さにカットして使ってます。
ノブスターM10は、HCに行けば八幡ねじが販売している「フィットノブ(チェンジノブ)」と言うものが売られていますが、
使用するボルトが必要寸法より10mmも長いものが必要になり、
長いものを使っている分ノブの分厚さが握りにくい厚さになってしまいます。
それからHCで店頭にあるのは青いキャップばかりなのが嫌だったので
MonotaROで売っている「PBのノブスター」を使用しています。
MonotaROのものは今回使ったM10用になると必要寸法+6mmで大きく変わらないかもしれませんが、M6用なら+3.5mmで済むので、使う場所によってはノブだけが飛び出すといった間抜けな見た目にならずに済みます。
あと、やっぱりネット通販なので価格が安いのも魅力です。
送料無料の調整用に追加で買ったりしてます。

そんな感じで倉庫内をウロウロして取り揃えた材料たちを
2×4は
・630mm x 4本(ソーホース用の足)
・580mm x 2本(横向きの受け・上下用)
1×4は
・400mm x 4本(高さ調整用の縦材?)
にカット。

1×4に適当な間隔で穴を開けます。
今回はなぜか?1インチ間隔で穴を開けてました。穴径はボルトに合わせて3/8インチです。
・・・あ・・・ボルトがインチサイズって事で1インチ間隔で穴開けてたのか!
ほんとに適当ですね^^;

それから横向きの受け2本にも穴を開けました。
ここの穴径は少し遊びを設けて10mmにしました。

後は組み立てるだけです、まぁ見れば分かりますよね。
ベースのソーホース自体は差し込んでネジ釘留めし、
横向きの受けも1×4で挟み込んで上の穴はバネワッシャも使用し、しっかり留めます。
下の穴はノブスターを使って手で外せるように。

これで完成。

完成したものは
・最低 / 810mm
・最高 / 1065mm
となってます。
筋交いがなく四角形状での高さ調整だから平行四辺形にもなってしまいますが、
ノブをしっかり締め込めばグラグラではなく、乗っかる材料の重さで変形するわけでもないので
むしろ微調整が出来ると考えています。

完成してから気づいたんですが、高さ調整用の穴のうち上3つは意味がなくて飾りになってしまってます^^;

前回ソーホースブラケットを買いすぎたから、これを作っただけなので
今のところ使い道は、テーブルソー、ルーターテーブルでの作業でのアウトフィードテーブルのような使い方ぐらいにしかなっていませんが、それでもやっぱり有ると作業が楽になりますね。
いっそもう1つ作ってしまっても良いかもしれません。

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ルーターテーブル プチ改良

ルーターテーブルを ほんの少しだけ改良しました。

5分も掛からない簡単改良です。
元ネタはどこで見たっけ・・・?
元ネタ発見しました。
こちらの「Woodsmith Tips Quick Iinsert Leveling」です。

インサートプレートと盤面を合わせるのにイモネジを使ってたんですが、
イモネジ間がやっぱり気になってました。
これを解消しようと思い
用意したのは「グルーガン」と「1mm厚のアクリル板」です。
グルーガンは前から持ってて、ダイソーの300円の値札が付いてました。
グルースティックも10本入り?20本入り?で100円だし
持ってたら役に立ちますね。

で、さっそくインサートプレートを外し、イモネジも回収。
使ってるのは手製のルーターテーブルですので、
インサートプレート受けの部分はパーティクルボードの地が見えてます。
ここにグルーが付くとメンテナンス等で外せなくなるかも知れないと考えて、
1mm厚のアクリル板を嵌め、その上からグルーを盛ります。

グルーが冷えて固まらないうちにインサートプレートを嵌めこみ
テーブル盤面とインサートプレートがツライチになるように直定規等のストレートエッジ状の物で押さえれば完成。

1回で全周をしたかったんですが、
インサートプレートの嵌め込み具合がきつかったりしてスムーズに進まずグルーが冷えるので、
対辺のみを最初に入れ、2回目で完成させました。

ルーターテーブルのインサートプレート改良
シミのように広がっているのがグルーです。
押さえられて調度良い厚さで固まってますから、安定してます。
グルーなので接着効果もあり、ガタツキも当然なくなります。

これで更に安定した作業が出来るようになりました。

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作業台兼ルーターテーブルソー(6)

そろそろ大詰めです。
今回もフェンス作りの続きから

L字型にフェンスが接着できて、直角もバッチリ。
で、順番が逆だったなぁと思いながら
スライドフェンスを横移動出来きつつ固定するためのTスロットナット用の穴を開けました。

11 ルーターテーブル フェンス製作 スライドフェンス取付
穴を開けたら、さっそくスライドフェンスを取り付けて確認。
そういえば前に書いたエントリーの中では片面にしか溝を切ってなかったですね。
完成状態のこの写真見れば分かりますが、
裏面にフェンス本体をスライドするためのTスロット溝、
それから前面にもフェザーボード等を取り付けるためのTスロット溝を設けてます。

12 ルーターテーブル フェンス製作 裏側
裏側から見たところ。
スライドフェンス1枚につき2本で計4本のノブが見えてます。

このままの状態ではフェンスの直角が狂うので
補強用に両端と中央の長穴を挟むように直角三角の補強材を接着しました。

13 ルーターテーブル フェンス製作 吸塵ポート
中央部分の三角には吸塵ポートを設けます。
MDFの端材で蓋をして、中心に吸塵ホースの接続口を差し込みました。
こいつは特に固定してません。
先が広がる円錐状の先をしているので、根本部分の径と同サイズの穴を開けて押し込んだら引っかかってくれるので完成。
あと、画像でも見えると思いますが、蓋のMDFは完全に塞ぎきらずに下部を空かしています。
フェンス前面を材料が通って長穴を塞いだ時にも最低限の空気取り入れ口が必要だろうと思ってです。

あとは微動調節ですが、、、いい案が浮かばない。。。どうしよう??

~続く~

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作業台兼ルーターテーブルソー(5)

前回の続き

今度はフェンス本体の作成。
材料は厚さ15mmのMDFを使用します。
前回のスライドフェンス部分も同じ厚みです。

長さはテーブルの奥行きから考えて650mmとすることにして、
フェンス面を650x150mm
ベース面を650x140mm
ってサイズのMDFパネルを計2枚用意しました。

それをL字型に組んでフェンス本体とします。

08 ルーターテーブル フェンス製作 ビスケット接合
L字に組むのは、ビスケット接合で組みました。

09 ルーターテーブル フェンス製作 中央の穴
前後しますが、
ビスケット用のスロットを開けるときに中央部分に
ビットがくぐれるだけの縦長の穴を開け、フェンスの裏側と、ベースの上部の縁を丸面ビットで加工してあります。

10 ルーターテーブル フェンス製作 直角で接着
下準備の出来たフェンスを接着します。
直角をシビアに調整して、むりやり完全スコヤもクランプしてしまいました。

~続く~

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