RYOBI ミニサンダー用治具

先の記事で紹介したRYOBIのミニサンダー S5000 には
集塵ポートが付いています。

集塵ポートがあるってことは
吸い込むための穴があるってことです。

その穴はサンドペーパーに4箇所空いてますが、
専用のペーパーを買うにはコストが掛かり過ぎるので
手持ちのペーパーをカットして使うことにしました。

スペックにも書かれている通り、ペーパー寸法は 75×140mm。
吸塵用の穴の位置は結構シビアで、パットを固定するビス穴を利用したものです。

と言うことで、手持ちのサンドペーパーに正確に穴を開けるための治具を作ってみました。

RYOBI ミニサンダー S5000 _03
シンプルです。
2×4の端材を2段重ねにして使う感じ。

下側になる方にサンドペーパーをあわせる目安を書いておき
4隅に 4mmの穴を開けて平行ピンを差し込んでます。
上段になる方には平行ピンを差し込むための穴が空いています。

中央の4つの穴は 9mmで穴をあけてあります。
これが吸塵用の穴の位置です。
穴の位置はサンドペーパーに対して、シビアな位置ではなく
穴の距離がシビアに作ればOK
当然、サンドペーパーの中央になることが望ましいですが。
でも穴の間隔さえきっちり合わせれたら、吸塵の穴のズレは有りません。

作り方は
2×4を2段に重ねて、4隅の4mmと、正確に図った位置の9mmを
上段貫通、下段では数ミリ開けるだけの止め穴にすれば
あとは平行ピンを叩き込むだけです。

RYOBI ミニサンダー S5000 _04
使い方は
使用ペーパーのサイズに切った物を目安のラインに合わせて置きます。
平行ピンの高さより5mmほど低い厚さなら何枚重ねても平気。

RYOBI ミニサンダー S5000 _05
上段をかぶせて
9mmのドリルで穴を空けるだけ。
紙に対して穴を空けるだけなんですが、やすりのカーバイド粉でドリルビットが痛むと嫌なので
使い古しのビット使ってます。

RYOBI ミニサンダー S5000 _06
こんな感じで穴が空きました。

なかなか便利です。

ランダムアクションサンダーにも150mmで6穴のペーパーは少ないので
穴なしのを探して自分で穴を空けるのも有りかもしれませんね。

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卓上ボール盤テーブル作成 (3)

今回で卓上ボール盤テーブル作成は完成です。

ここまでは
卓上ボール盤テーブル作成 (1)
卓上ボール盤テーブル作成 (2)

—————————

前回ほぼ全体像が完成したので、取り付けを残すのみとなってます。

裏側に貼り付けた端材に
底側からと側面側から6ミリの穴を開けました。
卓上ボール盤テーブル 10
裏側の部分は良かったんですが、側面側の穴は悩みました。
ボール盤ではテーブル間の高さが足りず届かないし
手持ちでもドリルチャック部分が当たるので難しい・・・。
先に開けておくんでした。

結局、以前購入したコレ
IMAG0850
金物屋の閉店セール」で購入したL型ドライバーが活躍してくれました。
買っててよかった^^

卓上ボール盤テーブル 11
で、開けた穴に 側面側から こんな「ジョイント・コネクター丸ナット」ってやつを差し込んで

卓上ボール盤テーブル 12
ボルトで普段締めるつもりですが、抜いた時にナットが抜けてどこかに行かないように
スポンジを詰めてみました。

卓上ボール盤テーブル 13

卓上ボール盤テーブル 14
L金具とノブスターをつけたボルトで締めたら、取り付け完了!!

卓上ボール盤テーブル 15
ついでにフェンスも

フェンス本体はモノタロウのPB商品「アルミフレーム3060」

卓上ボール盤テーブル 16
組み合わせで使ったL金具はLアングルで作る棚のパーツが上手く使えます。

と言うことで、ついに完成

卓上ボール盤テーブル after
テーブルの幅はそれほど大きくなってませんが
クランプがしやすくなったのと
フェンスが便利です。
まだ付けられてませんがストッパーも作りたいですね。
中央に開けてた四角く繰り抜いた部分は100x100mmですから
それに合わせて切った合板を嵌め込めば、穴あけの時も材料をあてずに孔を開けることが出来て
交換すれば良いだけです。

ちょっと使ってみましたが、これはずいぶん楽に作業ができそうですね^^v

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卓上ボール盤テーブル作成 (2)

接着まで進めた前回の続き

卓上ボール盤テーブル 06
罫書きに合わせた直線の材に沿ってルーターテーブルにセットしたビットで上下2枚を加工

卓上ボール盤テーブル 07
裏側です。
卓上ボール盤自体のテーブルを挟みこむような形で端材を貼り付けました。

と、ここで計画変更を思いつきました。
マイターレールとしてアルミチャンネルを考えていたのですが、やっぱりTスロットに変えます。
Tスロットレールはなしで
合板の幅で作っちゃいます。

卓上ボール盤テーブル 08
たまたま溝幅がTスロットにも使える幅だったので、
キーホールビットでTスロット状に加工。

使ったビットはオフコで販売されている「KERV キーホールビット K501-621」を使ってます。

卓上ボール盤テーブル 09
上面の中央部分の切り欠きはこうなってます。
接着前に四隅と手前に指が入る程度の切り欠きを足しました。
左上の穴が卓上ボール盤自体のテーブルに開いている穴と同じ径にしてあります。

これで全体像はほぼ完成!
あとは取り付けの為の加工です。

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卓上ボール盤テーブル作成 (1)

また治具作りです。

あれを作りたい、だからその準備でこれがあると便利そう。
そう思ってつくりだして気付いたら治具ばかり作ってる気がします。

今回はこれを改良します。
改良前がこの状態。

卓上ボール盤テーブル before
卓上ボール盤のテーブルですね。
これをもう少しだけ使い勝手よくします。

使うのは材料置き場に残ってたベニヤ合板。

卓上ボール盤テーブル 01
こうやって組み合わせる予定で仮置き。
合板の間に置いているのはマイターレール代わりにしようと、アルミチャンネルを挟んでます。

卓上ボール盤テーブル 02
鉛筆で罫書いて穴あけ。
中央に罫書かれた四角い部分の左奥側がドリルチャックの真下になります。
罫書いたサイズは100x100mmです。
奥の穴はボール盤のコラムパイプ48mm+2mmで50mm

卓上ボール盤テーブル 03
重なっている下側もこんな感じでパイプ部分だけ罫書いてます。

写真は写し忘れてますが、中央の四角い部分も罫書き通りに穴を開けました。

卓上ボール盤テーブル 04
下側の合板も50mmで穴あけしたあと、適当に罫書きの内側を切り欠き、
さらにストレートビットでレール部分が収まるように溝を掘りました。

卓上ボール盤テーブル 05
上下を接着。
クランプでガチガチです。

これでしっかり固まるまで待ち時間ですね。

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ボール盤 使い勝手改良

ほんのちょっとだけ手を加えました。

先日のクランプ×10本購入は MonotaROの全品10%offの日に買ったんですが、
欲しかったものを
単品では送料がかかるので、まとまるまで待ってたものと一緒に購入してました。

2015.10 買い物

こんな感じでクランプの他にも防塵マスクの交換用品とか。

その中で、ボール盤を改良したくて買ったものがあります。
以前のボール盤の写真ですが
卓上ボール盤 東芝 DP-13A
深さ決めの部分がダブルナットで固定される方法でした。
これが普段使いでは、メモリを見ながらでしたら そこそこ揃えて掘れるんですが、
数が増えたり材料を見てないと駄目な時に深さ設定を変えるのが面倒でした。

で、今回買った物。

卓上ボール盤 深さ決め改良 材料
「セットカラー」と言う機械部品 内径は10mm
それからオレンジの「クランプレバー」オネジ・4mmです。

セットカラーはドリルビットの深さ決めにも売られていたりします。
サイドにイモネジ(ホーローネジ)があり、それを締めると内部に突き出して通している部材を固定するものです。
今回の内径10mmは当然ですが、ボルトの径に合わせてあります。
使用されているホーローネジは4mm。

クランプレバーは普通のレバーと違い、レバー部分のみが回転させることが出来て、
任意の角度にレバー位置を変えること出来るものです。
今回買ったものはホーローネジ部分に使いたいので4mmの物です。

これらを使うとこうなりました。

卓上ボール盤 深さ決め改良

バッチリですね!
クランプレバーのおかげで締め込む時のレバーが使いやすい方向に向いてくれます。

これで使い勝手がとても良くなりました!

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卓上ボール盤の据置台 3

前回は棚受け用の桟を挽き割った所で終わってます。

前回 → 「卓上ボール盤の据置台 2

今回はこれを取り付けます。
取り付けるのに、先に下穴を開けることにします。

転がっていた端材の1×2材に均等に印を入れて、先にボール盤で穴を開けておきます。
これをガイド代わりにします。

卓上ボール盤の据置台 9

卓上ボール盤の据置台 10

こんな感じで。

本当は水平の方が大事?なので、
前後を一緒に開けられるようにガイドを固定したかったんですが、
奥側をクランプ固定する方法が思いつかずに床を基準に垂直にすることにします。

端材の長さが棚の内寸高よりも短かったために、
1枚目の画像の下の方にも写っているように下穴を開けた後に芯をさしてズラして
同じ距離で下穴を開けます。

~~~

画像が有りませんが
桟を取り付けれたんですが、壁面厚にちょうど良いネジがなく、
中、外の両方からフィニッシュネイルで留めました。

卓上ボール盤の据置台 11
これが少し見難いですがその外側。
ネジじゃなくて穴みたいな跡が残ってます。

所が・・・
画像がない理由ですが。

なんと計算違いで桟の幅が足りない!!

と言うことで急遽、左右の桟に改めて幅を接着。

卓上ボール盤の据置台 12
前回買った拡張方向に使えるクランプがまさかの大活躍。
BESSEYの物も有りますが、どうせならと新しいのを使ってみました。
パワーがありすぎ?て棚の間口を開いてしまうので、
外からも締め込んでます。
奥側はやっぱり固定方法がないので、仮釘で留めました。
接着完了したら、ピンクのゴムの部分を横から殴れば頭が飛んで、見た目はフィニッシュネイルのようになります。

接着完了すれば、ようやく完成!

卓上ボール盤の据置台 13
シンプルになってます。

棚板無しで、桟だけで完成と言うのは、こうなるからです。
卓上ボール盤の据置台 15
足りなくて足した部分のお陰で載ってます。
棚板が無い分、ケース同士の隙間が少なく出来、1段くらいは余分に収納できていると思います。

卓上ボール盤の据置台 14
部品ケースが収まるとこんな感じ。
全部で9段有りますが、現在の手持ちはこれだけなので買い足します。
一番上の部分にも桟は作ってありますが、引き出し状の物を作って直ぐに使うような小物を収納できるようにするつもりですが、今回はこれで完成とします。

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卓上ボール盤の据置台 2

随分と時間があいてしまいましたが、
未完だった卓上ボール盤の据え置き台の加工の続きを進めました。
経過はこちら →「卓上ボール盤の据置台 1

現在の様子
卓上ボール盤の据置台 4
こんな感じで、特に何も変わってません。

さて、今回の加工。

僕はボルト・ナット類をプラケースに入れて管理してます。
上の写真で台の前面下に1つ見えてますが、これがたまたま丁度良い幅で収まってくれました。
と言うことで、
このケースの入る棚を追加したいと思います。

実際に収まっているケース
卓上ボール盤の据置台 5
高儀 の 部品ケースクリア
移動できる仕切り板が外れやすいですが、ホットメルト接着剤でチョンチョンと付ければ動かないですし、後で剥がせますから再移動も出来ます。
ケースの深さもそれなりにあるので、重宝してます。

卓上ボール盤の据置台 6

卓上ボール盤の据置台 7
適当に転がっていた ホワイトパインの30×40材を挽き割って、
左右に取り付ける受け桟にします。

卓上ボール盤の据置台 8
挽き割る時はバンドソーが便利そうですが持ってないので
テーブルソーで挽き割るんですが、
材の高さも無いし、薄いのでこんなプッシュブロックを端材から作りました。
持ち手に使われている取手も何かに使われていた物から取り外したパーツです。

これだけが今回の材料です。
次回はこれの取り付けをしたいと思います。

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卓上ボール盤の据置台 1

ようやく1ヶ月ほど前の連休からこれまでの成果(?)が
これで終わりになります。

と言っても、今回のは完成品ではなく、
まだ製作途中です。

タイトルの通り、卓上ボール盤の据置台を作ろうとしているんですが
時間切れで止まってます。

とりあえず現在の形はこんなの
卓上ボール盤の据置台 1
これはこれで十分使える状態になっているので作業が止まっています。

元々は この記事にもあるように床に置くような状態でした。
卓上ボール盤 東芝 DP-13A 右側
この当時は室内でしたし、作業内容的にも十分だったんですが、
現在はガレージでの作業なので床に座り込むのも躊躇われるし、長尺物の材料に穴を開ける事もあり
目線高での作業を行いたいと考えて作り変えています。

ここまでの材料は
反ってしまっている2×4材×4本を自動カンナで28mm厚にし、
テーブルソーで挽き割ったりしたものが以下

  • 28×38 ×800mm ×4本
  • 28×38 ×524mm ×4本
  • 28×38 ×366mm ×4本
  • 28×38 ×290mm ×2本
  • 28×82 ×724mm ×4本

幅38mmですが、幅をしっかり揃えたくて、
わざわざ89mmから38mmになるように挽き割ってます。
それから 1×4材

  • 19×89 ×724 ×2本

他の板材部分
ベニヤ T9

  • 800×600 x2枚
  • 724×366 x2枚

パーティクルボード T20

  • 600×440 x1枚

構造的に少し変わった所は
ベニヤ板をフレーム材でサンドイッチ(?)にして有る所です。
ちょっと文章ではうまく書けそうにないです。
かと言っても写真でも分かり辛いかも知れませんが・・・。

上下の枠を作って、ベニヤ板でつないで、
ベニヤ板の縦向きが板だけで心許ないところを28x82mmを縦桟として四隅を補強してるって感じなんですが伝わってますか?
前後の真ん中の中壁こそ、1×4材をベニヤ板でサンドイッチにした中空構造です。
そうやって出来たものに天板としてパーティクルボードを載せてます。

うまく用語も知らないし、文章力がなくて申し訳ない。。。
まぁきっと真似る人も居ないし いっか~^^;

卓上ボール盤の据置台 2
後ろ側はこんな感じで
移動用にコマを後ろにだけ付けています。

卓上ボール盤の据置台 3
コマの向きですが、こんな感じ

実は天板のビスの数の汚さの言い訳かもしれませんが、
台がおおまかに完成して卓上ボール盤を載せるところで、上下をひっくり返すことにしました。
そんな感じなのでコマの付け方も急遽変更。
試行錯誤の跡が有りますが、縦桟柱の底側をカットしてコマを付ける角度を探りつつ
ポケットホールジョイントで、カット&トライで付けました。

結果、手前を持ち上げると自由に動かせるようになりました。
ただ、2枚目の写真が分かりやすいですが、
卓上ボール盤を台の後ろの方に据え付けたので、
手前を持ち上げるときに持ち上げすぎると後ろに転けそうになります。

まだ途中経過の段階ですので
その辺りを含めて完成形にもっていきたいと考えています。

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